ラオス日本センター(LJI)が取り組むラオスのモノづくり企業サポートをお手伝いしています。4つの企業の製品開発や輸出先の支援活動です。
伝統的なモノづくりがもたらす経済効果は大きくはないかも知れませんが、女性や障がい当事者が働く先であり、ラオスという国の特徴としても重要だと思っています。
障がい作業所で教えている製品はラオスの織や染めを基盤としていて、ラオスらしさを活かすものです。
コロナ禍において中堅〜老舗のラオス企業の骨組みを支えていく事も重要になります。
【企業紹介】マジックラオ
代表のラニさんは女性支援、障がい者雇用にも熱心で今後を考えると心強いですね。ラオス伝統技術があるシルクやコットンを生かしたビジネスをしたい! 先祖代々受け継がれてきた「素晴らしい文化遺産である手工芸」を守りたい!と日々奮闘しています。
まずはコットンのカラトリーケース、葛あみのマスク&ティッシュケースからスタート。布地の組み合わせを考えてみてと伝えると早速提案があり、流石の配色でした。こちらが可愛い!と思った組み合わせをオーダー出来るのいいですね。ランチョンマット、箸入れのセットも完成しました。
Tissage du Laos(パリでのラオス展)ではトリコロールカラーのシルクショールを製作。
【企業紹介】ラオテキスタイル
Lao textileはシルクとコットンの染め、織ができる素敵な工房。指導製品としてスカートとパーイーポーのポーチを選びました。丁寧に作ること、使うことを意識している企業さんで、ラオスのハンディクラフトの老舗です。
【企業紹介】ぺェンマイ
ペェンマイの指導製品は手紡ぎコットンのマフラー、ボタン付きで。
ナヤンタイ村で綿花の栽培から糸づくり、染め、織を行っています。ペェンマイの2代目ウサちゃんは若くて活発。分け合う、分かち合うことを大切する事業者さんです。日本向けの製品の生産拠点を作っていきたいと頑張っています
【企業紹介】ファンファン
ラオスのモン族のロウケツ染めは、麻に手描きが昔ながらの手法(コットンに手描きもあります)。
素晴らしい技術を持ちながらも描ける人が減ってきていて、モン族の伝統を守りたい!と頑張っているのがPanhfanhというブランドです。文化を守りながら、ニーズに合わせて発展させていきたいとモン族の女性が自ら考えチャレンジしています。SWH用に染めてくれた反物が仕上がってきました。日本側は製品化の考案、ラオス側は洋服に仕立てやすいように麻を柔らかくする技術向上など、進めていきます。